希望の星 ぶろぐ!

明るい「希望」を持って、、、、頑張ろう!

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Harry Potter



Harry Potter
   The final book

Harry Potter fans wait outside of Waterstone's in Piccadilly in London to get the first copies of the final book.
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宮沢賢治「雨ニモマケズ」の手帳 



宮沢賢治「雨ニモマケズ」の手帳 
12年ぶりに公開へ

 宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」が書かれた手帳と、賢治が描いた絵画5点が12年ぶりに全国各地で公開される。
萬(よろず)鉄五郎記念美術館(岩手県花巻市)が中心になり、「絵で読む宮沢賢治展」を企画。
14日の同記念美術館を皮切りに1年間かけて全国6カ所を巡回する。
これらの手帳や絵画の全国公開は、賢治の生誕100年を記念して95年から96年にかけて各地で展示されて以来となる。

 本物の手帳や絵画の展示は傷みが進まないよう、各会場で2週間ずつに限定。
賢治の遺族がかかわり、手帳などを所蔵する林風舎の宮沢和樹社長は「手帳も絵画も次第に傷んだり、色あせたりしています。その一方で、本物を公開し、多くの人に賢治の世界を知ってほしい。悩ましいところです」と話している。

 有名な「雨ニモマケズ」の詩は、賢治が亡くなる約2年前の1931年11月、病床で手帳に鉛筆書きされた。
12年前に初公開された手帳は今、背表紙部分の傷みが目立ち始めている。
また、5点の絵画のうち、3点の水彩画は色あせが心配されている。
特に岩手山や早池峰(はやちね)山をイメージして描いたとされる「日輪と山」は、全体が淡い青色で幻想的な雰囲気をかもし出しており、色があせるのは致命的だ。
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門 (文庫)



門 (文庫)
夏目 漱石

「誠の愛」ゆえに社会の片隅に押しやられた宗助とお米は、罪の重荷にひしがれながら背をかがめるようにひっそりと生きている。
宗助は「心の実質」が太くなるものを欲して参禅するが悟れない。
これは求道者としての漱石自身の反映である。
三部作の終篇であると同時に晩年における一連の作の序曲をなしている。
(「BOOK」データベースより)
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こゝろ (文庫)



こゝろ (文庫)
夏目 漱石

 「自分は寂しい人間だ」「恋は罪悪だ」。
断片的な言葉の羅列にとまどいながらも、奇妙な友情で結ばれている「先生」と私。
ある日、先生から私に遺書が届いた。「あなただけに私の過去を書きたいのです…。」
遺書で初めて明かされる先生の過去とは?
エゴイズムと罪の意識の狭間で苦しむ先生の姿が克明に描かれた、時代をこえて読み継がれる夏目漱石の最高傑作。
(「BOOK」データベースより)
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硝子戸の中 (文庫)



硝子戸の中 (文庫)
夏目 漱石

 大病を患い外出もままならない漱石が、自宅の「硝子戸」の「中」から垣間見る世間と自分との関りについて自由に思索を巡らせた随筆集です。
 私が特に好きなのは、漱石の子供たちが可愛がっていた飼犬の話。
仔犬の頃は周囲の人気者だったものが、年をとって病気になり、やがて皆に忘れ去られるようにして死んでしまう。
移ろいやすい世間の心情とは別に、漱石は最初から最後まで静かな愛情でもって犬に接し続けます。
かといって、年老いた犬に態度を変える世間を責めるような、教訓めいたところはありません。
自分の病体と老いた犬の姿を重ね合わせたりもするのですが、そこに大げさな悲哀は感じられません。
 どこまでも淡々と静かに犬の一生を書き綴っているだけなのですが、漱石の美しい簡潔な文章を通して、人の世に対する慈愛みたいなものがじわじわと伝わってくるのです。
読み終えた後、苦しみや悲しみも含めて人生を肯定したくなる穏やかな気持ちに自分が包まれていることに気づきます。
慌しい日常からちょっと距離をおいて、ゆっくりとした時間の中で読みたい本です。 (AMAZON より)
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The King Who Saved Himself



The King Who Saved Himself
from Being Saved
   (1965)  John Ciardi    
  Lippincott

 海の近くのある国に、鎧を纏った「勇者」が現れる。
勇者曰く「巨人を打ち倒し、この国救おうぞ」。
しかし、この国の巨人は心優しく、皆平和に暮らしていたので、その必要はありません。
いくら王様が説明しても聞き入れない勇者。
終いには、大砲で成敗されてしまったのでした。
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Die Orgie-Eine Idylle



Die Orgie-Eine Idylle

Die Orgie-Eine Idylle (1965) Walter De La Mare           Diogenes

 デ・ラ・メアの小説集。
ドイツ語の小型本。
ジャケット画と挿画は、この版の為のオリジナル。
デ・ラ・メアの世界なので、さぞかしオドロオドロしい絵が・・・と想像していたら、それ程でもなかった。
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江戸川乱歩



江戸川乱歩

江戸川乱歩と三島由紀夫

 日本の探偵小説を創始した作家、江戸川乱歩は、明治27年(1894)、名張の町に誕生しました。
生後まもなく転居したせいで、乱歩にとって名張は「見知らぬふるさと」でありつづけましたが、晩年になってようやく「ふるさと発見」が果たされ、昭和30年(1955)には名張市民の手で「江戸川乱歩生誕地」碑が建立されました。
碑には、乱歩の略伝と代表作がこんなふうに記されています。

 江戸川乱歩(本名平井太郎)は 明治二十七年十月二十一日 当時 名賀郡役所の書記であった平井繁男の長男としてこの地に生れた
 大正五年早稲田大学を卒業 同十二年処女作「二銭銅貨」を発表
 爾来多くの傑作を著わして日本近代探偵小説を創始しその分野を確立した

代表作
  心理試験 人間椅子 パノラマ島奇談 陰獣
  石榴 孤島の鬼 黄金仮面

 日本に探偵小説という新しいジャンルを切り開き、大衆文学の世界や少年小説の分野でも熱狂的な人気を集めた江戸川乱歩の作品は、いまも多くの読者に読み継がれています。
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『蠢く觸手』



『蠢く觸手』
   江戸川乱歩著
       昭7.11   新潮社

書籍名 蠢く触手
著者名 江戸川乱歩
出版社 春陽文庫
発行年 1997年
詳細 初版
大分類 文庫
中分類 ミステリー
価格 1,500円
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『パノラマ島奇談』



『パノラマ島奇談』
江戸川乱歩著
昭21.9 鎌倉文庫

 同じM県に住んでいる人でも、多くは気づかないでいるかもしれません。
I湾が太平洋へ出ようとする、S郡の南端に、ほかの島々から飛び離れて、ちょうど緑色の饅頭をふせたような、直径二里たらずの小島が浮かんでいるのです。
今では無人島にもひとしく、附近の漁師どもがときどき気まぐれに上陸して見るくらいで、ほとんどかえりみる者もありません。
ことに、それはある岬の突端の荒海に孤立していて、よほどの凪ででもなければ、小さな漁船などでは、第一近づくのも危険だし、また危険をおかして近づくほどの場所でもないのです。

『パノラマ島奇談』はこんな書きだしではじまります。
M県は三重県、I湾は伊勢湾、S郡は鳥羽を含めたかつての志摩郡のことといわれます。
名張出身の乱歩は大正5年の晩秋から1年余り、鳥羽造船所でサラリーマン生活を送りました。
当時のことを書いたエッセイには給料や仕事の内容、風光明媚な鳥羽の自然などが描かれ、万事におだやかな生活だったことをうかがわせます。
ところが、『パノラマ島奇談』はこうした生活とは似てもに似つかぬ 奇怪、不思議、幻想にみちた物語です。
とてつもない巨万の富を得た男が、小さな島に夢想郷をつくり上げるというもので、この夢想郷がとんでもなく奇想天外なのです。
読者を、複雑なたいそう魅力的なだまし絵の中に誘い込んでしまう小説です。
乱歩がパノラマ島をイメージした島とはいったいどこなのかは謎ですが、これを夢想しながら旅をするのも面白いかもしれません。
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